わわんの妊活治療記→心室中隔欠損子育て記

閲覧ありがとうございます。受精障害・精子奇形率99%夫婦の妊活記録→心室中隔欠損児の子育て記録です。コメント機能つけませんすみません。

出生前診断について ④我が家の結論

※注意※

・陽性判定後に書いています

・①の記事からの続きです

出生前診断を検討されている場合、専門機関でカウンセリングを受ける事をお勧めします

 

今回は「出生前診断について①~③」を前提として。

結局どうするか考えた、ただの一家族の結論です。

そんな考えもあるんだなぁ……程度で捉えて頂ければ幸いです。

 

■検査について我が家で出した結論

結局、散々悩んで出した結論ですが。

「検査なしで産もう!」

でした。我が家は。

 

・障害児だったとして一番何が怖いか

 出生前診断では調べられない障害の方が多いとわかりました。

わかる範囲の障害で何が一番怖いのか。

いろいろ……

周りの差別があったらかわいそうだ、とか、

その子が産まれた事を後悔するんじゃないか、とか

あると思うんですけど。。

 

「他人様に迷惑をかけた時に一緒に償えない」

それが一番、恐ろしいという結論に達しました。

「私が最期まで我が子の面倒をみられない」

……のが怖い、でもいいです。

 

外見の奇形や身体の機能障害もつらいですが、意識や気持ちは教育すれば他の普通の人と一緒に歩みを合わせて社会で生きていけます。

ヘレンケラーだってそうじゃないですか。

「水」という概念がわかった瞬間、彼女は意識が開けました。

他者と通じ合えるようになりました。

だけど、知的障碍者は違います。

程度によって大きく差はありますが、意思の疎通がなかなか難しいです。

何を考えているのか、身内でもよくわからない。

妹が自閉症&一時パワハラ精神障害もあったので実感してます。

イベント会場で通報されて締め出されて申し訳なかった事もあります。

感性が鋭いというか、どこに沸点があるのか謎というか。

勿論、その人の性格も大いにあります。

穏やかな性格なら問題ない事が多いですが、こればかりは個性というか持って産まれた気性というか。。

電車内で奇声を上げたり、独り言を続ける知的障碍者はよくいます。

非難覚悟で申し上げます。

そういう人が保護者なしで単独で行動している場合、

何かされるかもしれない、と身構えてしまいます。

 

出生前診断でわかる染色体疾患の中で……

 私の中で出生前診断の中で価値があるのは「ダウン症」だけになりました。

・13トリソミーも18トリソミー

最期まで一緒にいられる可能性が高い

・性染色体疾患

性だから知的には問題なさそう

・その他の染色体疾患

いろいろありすぎて結局結論は出せない

ダウン症だけは寿命が私より長くなりそうなので、一緒にいられないかもしれません。

で、

出生児の全先天性疾患を5%と多めに設定、

そのうち出生前診断でわかる染色体疾患は25%、

の中でダウン症は53%。

100×0.05×0.25×0.53=0.6625

100人生まれる赤ちゃんの内、0.6625人。

200人のうち、1人くらい。

 

0.6625の為に、私は思い悩むのか?

(いやまぁ、顕微授精だからすこし確率高いかもだけど)

しかも、知的はダウン症だけじゃない。

妹の自閉症は産まれないとわからない。

産まれた後だって何かある事だって、ある。

 

それに、出生前診断なんて考えもしなかったのに、世の中には一般エコーで胎児の浮腫を指摘されて、泣く泣く受ける妊婦さんだっている。

そういう人に対して私は失礼じゃないか?

 

なんだか、バカらしくなってしまったのです。

受けたかった検査の時期が過ぎてしまったのもあるんですけど。

最悪ダウン症だったら面倒見切れるところまで頑張って育てて、もし私がダメになる前に一緒に富士樹海にでも行くか!(゚∀゚)

くらいの開き直りになりました。

 

・旦那様の考え

 私の結論は自分の中では出しました。

意見は言わずに、旦那様にどうするか聞きました。

 

「……なんか、どっちでもよくなってきた。」

「受けられる検査とコスパがいまいち。」

「受けんでいいよ、わわん嫌そうだし、つわり辛そうだし。」

「でももしダウン症だったとしても、愛してあげられるかはわからない。」

 

なんともまぁ、あっさりした答えでした。

でも、要点詰まっていていいですね。

ちょっと短すぎて不安になったので再確認。

 

「本当に受けんでいいん?切望してたね?」

「いいよ。腹の中で猛抗議してるからつわり酷いんだよw」

 

愛してあげられるかわからない、は正直悲しかったけど仕方ない。

逆に嘘をつかれた方がショックだし、そうなったら一緒に暮らせない。

「いざとなったら母子で富士樹海」

で、私は腹を括る事にしました。

 

 

 

■ことし、さいごに

長々と雑記にお付き合いくださり、

ありがとうございました。_(._.)_

いろいろここまで悩みましたし、これからも悩み続けると思いますが。

もう「中絶」という選択はなくなって、ほっとしています。。

 

次回の更新は、

「・出産or早産or流産or死産」

です。

 

出産予定日は来年の5月なので、問題がなければその頃になります。

少し早いですが、今年の更新を締めさせて頂きます。

今年は「災」の年でした。

来年はより良い年になりますように!

 

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結婚しても落書きだけがライフワークだから、きっと今後もずっと年賀状はイラスト描くんだろうなぁ(笑)