異所性妊娠、かーらーの、卵管流産。
やっと治療が終わりました。
半年と覚悟していたので、思ったよりは早かったです。
ざっくりとした感想は、
・流産の期間が長い
・流産後、初の生理が来るまでいろいろしんどい
・摘出手術はなくても、卵管は使えないと思った方がいい
・結果的に開腹手術はしなくて良かった!
・待機療法で済んでラッキーだった!
と、いう感じでした。
以下、詳しい経緯をまとめました。
同じような症例の方の参考になれば幸いです。
■3月12日(6週0日)→初期流産判定
【HCG…191】
【医師の所見】
・胎嚢が見えない
・子宮内膜有り
【症状】
・高温期継続中
・流産出血はまだない
・下腹部痛もない
■3月16日→子宮内流産開始
【症状】
・出血するも体温は高温のまま下がらない
・へそから下の広範囲に渡り、下腹部が押しつぶされるような激痛
・嘔吐、下痢、歩行困難、食欲不振
・痛みへはバファリン服用で対応可能
・鮮血の出血と、謎の白いスジ・塊が排出される
・出血が始まると症状が緩和し、子宮のみの痛みへ移行
・開始から2~3日で出血が止まってしまう、量は普段の生理より少ない
■3月20日(7週1日)→病名:異所性妊娠、入院
【HCG…298】
【医師の所見】
・左卵管5㎝間に異変はあるが、不明瞭
・子宮外に1㎝ほど腹水があるようだが、不明瞭
・子宮内膜はなく、子宮内は綺麗
【症状】
・体温が高温のままで下がらない
・たまに子宮がシクシク痛む
・目立った出血はない
・腹痛より恐怖感の方が強い
・食欲あり、便通あり
■3月22日→退院、経過観察へ移行
【HCG…298】
【医師の所見】
・3月20日と同じ
【症状】
・3月20日と同じ
【治療方針】
・HCG数値が1000以下、且つ上昇が無い為、自然流産を待ちつつ経過観察
【注意事項】
・卵管破裂を防ぐため、安静
■3月29日(退院から1週間経過)
【HCG…255】前回より約40下がる
【医師の所見】
・3月20日と同じ
【症状】
・体温が高温のままで下がらない
・左脇腹がしくしくズキズキ痛むようになる
・痛みの為、歩行難になる
・普通の速度で歩く等、無理をすると不正出血を起こす
・しばらく安静になると出血は止まる
【治療方針】
・自然流産を待ちつつ経過観察継続
【注意事項】
・卵管破裂を防ぐため、要安静
■4月3日(退院から12日経過)→卵管から自然流産開始
【症状】
・体温は高温
・少量だった不正出血の量が増え続け止まらなくなる
・左脇腹の激痛は起こらないが、強烈な恐怖を感じる
・左脇腹の痛みは出血の量と比例して緩和された
・左卵管の詰まりが取れ、流れが行き交うような感覚がある
・出血量は4日間続き、合計で推定18ml程あった
・出血の色は鮮血
■4月5日(退院から2週間経過)
【HCG…93】
【医師の所見】
・かなり改善しているが、左卵管に詰まりはある
・腹水は無くなったようだが、全体的に不明瞭で謎
・卵管破裂の危機はだいぶなくなったとの事
【症状】
・体温は高温
・相変わらず不正出血を繰り返す
・左脇腹の痛みや不快感も継続中
・普通の速度で歩けない
【治療方針】
・左卵管から自然流産が始まった為、経過観察継続
【注意事項】
・疲れると痛みを感じるので都度安静になる事
・避妊を心がける事
■4月12日(退院から3週間経過)
【HCG…3】
【医師の所見】
・更に改善するも卵管の詰まりについては不明
・卵管流産の一部が子宮とは逆方向の卵巣側へ流れ落ち、子宮外の体内で血腫になっている
・血腫のサイズは36㎜程らしいが、詳細は不明
・おそらく5月中旬に普通の生理がくるはずである
【症状】
・4月5日と同じ
【治療方針】
・4月5日と同じ
【注意事項】
・4月5日と同じ
■4月15日前後
【症状】
・ようやく不正出血が止まる
・他の症状は4月5日から変わらない
■4月26日(退院から5週間経過)→卵管流産へ病名変更
【HCG…-2】
【医師の所見】
・血腫サイズの説明はなかった為不明
・左卵管の詰まりはおそらくないが、卵管や卵巣を包む様に血腫が固まっており、血腫が体内へ吸収されたとしても卵管内の癒着がある為、今後はもう使えないだろうと診断される
【症状】
・やっと体温が低温になる
・普通の速度で歩けるが10分歩くのが限界
・老人のような速度でなら日中継続して活動可能
・所見結果で精神的なショックを受ける
【治療方針】
・4月5日と同じ
【注意事項】
・4月5日と同じ
■5月19日→流産後、初の生理再開
【症状】
・左脇腹の痛みが大幅に改善され、ほぼ日常生活通りになる
・普通の速度で歩ける時間が長くなる(20~30分)
・痛んでも回復する時間が短くなる(5分程度)
・短距離なら小走りも可能(30m程度)
・脇腹の痛みが無くなると共に、精神面も安定
・流産と自然妊娠不可から完全に気持ちが復活する
■5月24日(退院から9週間経過)
【医師の所見】
・左卵管を包む血腫の正確なサイズがやっと判明する
・40㎜弱×20㎜弱(親指一本分のサイズ)
・二週間前に比べると5㎜小さくなっていたらしい
【症状】
・5月19日と同じ
【治療方針】
・次回診察時に不妊治療医院宛に紹介状を発行する
【注意事項】
・安静は不要だが避妊は必要
■6月16日→流産後、2度目の生理
【症状】
・更に改善、健康になったと感じる
・生理前の高温期の性交時に左脇腹に少し痛みを感じる程度
■6月28日(退院から14週間経過)
【医師の所見】
・血腫サイズは約25㎜×20㎜弱へと縮小、改善
・血腫はまだあるが今後さらに縮小しなくなるだろう
・子宮内は綺麗なので妊娠に影響はない
【症状】
・特になし
【治療方針】
・診察終了、紹介状発行される
【その他】
・ちゃんと妊娠できたら、またおいで^^